座喜味城跡は琉球の世界遺産の一つに含まれる城跡です。かつては米軍の信号所として使われていたようです。小規模ですが湾曲する城壁が美しい城です。
本土の城とは明らかに異なる曲線とアーチの城壁。
こんな曲線は本土の城郭にはありませんね。建物が残っていないのが残念です。
沖縄観光の魅力を伝える家族旅行ブログ
座喜味城跡は琉球の世界遺産の一つに含まれる城跡です。かつては米軍の信号所として使われていたようです。小規模ですが湾曲する城壁が美しい城です。
本土の城とは明らかに異なる曲線とアーチの城壁。
こんな曲線は本土の城郭にはありませんね。建物が残っていないのが残念です。
美ら海で遊んだ後は腹ごしらえ。最初はアグー豚のしゃぶしゃぶでも…なんて威勢の良いことを言っていましたが、どうやら一人3千円かかるらしいとなると、一挙にグレードダウン。車で走っていて見つけた面白そうな沖縄料理店に変更。
雰囲気が明るそうなお店です。
いただいたのは、沖縄料理の定食にソーミンチャンプール。定食のフチャンプールもうまかったなあ。ちなみに定食の一つはアグーのしゃぶしゃぶと口にしていた手前、ちょっと似ている?!やんばる豚の生姜焼き定食にして、子どもをごまかしました。
お値段は5人で4千円ほど…アグーのしゃぶしゃぶを食べに行ったら、一人前のお値段でした。
今きているのは航空券、宿泊とレンタカーが付いたツアー。おまけも多く、アイスクリームの引き換え券も。
Big Dipというチェーン店でいただけます。
シングルのみですが食後のデザートには丁度です。
ここはかつて米軍の人が利用していたのか、店内にはこんなものも。
那覇の空港からホテルへ向かう途中で琉球そばを食べようと、ガイドブックに載っていた店へカーナビを頼りに行ってみたら、なんと更地。女房に「これいつのガイドブック?」ときけば「3年前」。飲食店は入れ替わりが激しいのでこれではだめでしょう。
仕方なく車を走らせ、商業ビルのようなところの1階に入っている居酒屋風の店に子連れで入りました。そしたらここが安くて味もまあまあ。
一番うまかったのがソーキの唐揚げ。子供たちに大人気。
続いてソーミンチャンプル。結構あっさり。
値段は飲み物を一杯ずつつけて一人800円ほど。結構満足しました。
現在中部国際空港。子どもたちは遊具で楽しそう。空港にこんな施設があるのは助かります。では行ってきます。間もなく1年ぶりの沖縄です。
これが有名なペンギン食堂の石垣島ラー油。実は沖縄へ旅行へ行った時ではなく、通販で購入したもの。地域おこしの関連で、「ペンギン夫婦が作った石垣島ラー油のはなし」という本を読む機会があり、実際に味を試してみたくなって、買ってしまいました。
石垣島ラー油は大人気商品だけあって、通販をやっているお店でも品切れが多い上に、値段も吹っかけてあって、聞いていた値段の倍以上。まあそれでも試しと1本だけ買ってみました。
石垣島ラー油は食べるラー油の走りのようなものですから、具だくさん。味はマイルドでコクがあり、確かにうまいです。ご飯にかけてもだべれちゃう。ただ、餃子をおいしく食べるためのラー油ではありません。アクセントは弱いから。
「大家(うふやー)で晩御飯」に書きましたが、大家は島豚と沖縄料理と沖縄そばの店です。ここで出されるやんばる島豚はアグー豚の純粋種ではなく、琉球在来種アグーと、アメリカ黒豚デュロックとイギリスのパークシャーのハーフを交配させたものだそうです。「我那覇(がなは)畜産」では、JAおきなわが「あぐー」を商標登録しているため、アグーと洋種の豚を交配した豚を「やんばる島豚」の名前で 出荷しています。ちなみに、ひらがなで「あぐー」と書かれる豚肉も交配種で、原種のアグーのことではないそうです。
島豚(アグー)とは戦前、家庭で普通に飼われていた沖縄の在来豚の名前です。色が黒く、顔が長く耳がたれていま す。戦争で激減し、戦後、大型でよく増える西洋種にとって代わられてしまいました。関係者らが県内にアグーの血を継ぐ8頭を確認、その8頭を集め、戻り交 配により純血に近いアグーをつくり、現在増やしつつあります。
アグーは普通の豚に比べ、コレステロール値4分の1、うまみ成分2倍と、一般の豚に比べ高品質で、豚独特のクセやにおいがなく、脂身の多いのが特長で、その脂身がとろけるようなおいしさの秘密といわれています。
一般的に食べられている島豚は、アグーと、イギリス原産のヨークシャーとランドレースのハーフを交配させたものだそうです。原種のアグーは希少の上に、成長が遅く、子どもをあまり生まずに生産性が低いため、西洋種と交配してアグーの味を持ち、成長の良い豚の品種を作り出したもののようです。
アグー豚に関する豆知識はそれくらいにして、大家で頂いたのは、やんばる島豚のしゃぶしゃぶ。先に書いてしまえば、肉もうまうま、そしてごまだれが絶品でした。
大家のメニューにはセットメニューが多く書かれていますが、突き出しや副菜的なものは、そんなに多く頼んでも、特に子どもたちには受けません。大家での一番お得なしゃぶしゃぶの注文方法は、セットメニューを一つ頼んで、豚肉やご飯を単品で追加注文することです。
牧志公設市場(まきしこうせついちば)は那覇のメインストリート、国際通りから少し南に入ったあたりにあります。
むつみ橋通りは国際通りとむつみ橋交差点で交差する通りです。アーケードがありますからすぐにわかりました。国際通りからこのむつみ橋通りを通って公設市場へ行くことができます。
むつみ橋通り自体もとても賑やかな通りで、周辺には土産物屋さんや、琉球ガラスのお店、沖縄のアロハとでも言える、かりゆしウェアを売るお店などが立ち並んでいて、ここだけ歩いていても楽しいものです。
牧志公設市場はむつみ橋通りからさらに少しそれ、西側に(国際通りから来ると右側)に位置しています。市場と言うので、魚市場や青果市場のようなものを想像していたらそうではなく、小さな小売商店がぎっしり詰め込まれた、ショッピングモール?!のようなところでした。
目に飛び込んでくるのはカラフルな野菜、果物、そしてそれらの加工品。乾物屋海産物。とても賑やかで、やはり東南アジアのマーケットに迷い込んだような雰囲気です。
市場で売られていて子どもが喜んだもののひとつがこれ。ヤシガニです。ペットじゃないですよ。 もちろん食用です。食べてみたいけど…値段が高いのと、ちょっとかわいそうな気がしますね。
牧志公設市場の定番がこれ。ブタの顔です。もちろんテビチをはじめ、ブタのありとあらゆる部位が売られています。さらに、ブタの加工品、ソーキやラフテーも売られています。我が家はパック入りのソーキを購入しました。ブタの顔にはさすがに手出しができません。
そしてもう一つの名物が熱帯魚?青いアオブダイをはじめとする、沖縄近海の魚介類が並べられています。シャコガイ(ヒメシャコガイかな?)もありますね。味は北の海の魚に比べれば落ちるそうですが、新鮮な魚介類は、市場二階の食堂へ持ち込めばその場で調理してもらえます。
この他に我が家が購入したのは、ウミブドウ、沖縄そば、肉味噌など。保冷材も入れてもらえますから、那覇をたつ前にはぜひどうぞ。
沖縄に石垣を伴う中世の城があることは、世界遺産登録が行われるまで、恥ずかしながら知りませんでした。沖縄にも複数の王朝が覇権を争った時代があったとは、なんとなく平和な南の島のイメージとは違いますね。権力争いがなければ、このような強固な石垣は必要なかったことでしょう。
中城へは、那覇からレンタカーで向かいました。朝国際通りにあるホテルを出て、首里城を見学。そこから北上して中城へと向かいます。
途中西原というところで昼食。道端の沖縄そばのお店に入りました。ここではじめて食べたのが沖縄そば。ソーキそばと、三枚肉が入ったものです。
初めて食べた沖縄そばの感想は、「これはうどんか、そばか?!」でした。麺は、はっきり言ってしまえば特別に腰が強いとかの特徴はなく、どうと言うことはありません。でもスープはあっさり、そして豚肉とのコンビネーションはばっちり。子ども達も含めて大いに気に入りました。これ以降、長男はほぼ毎日のようにソーキソバを食べ続けました。
中城は、小高い山の上にありました。車で坂道を上がりきったあたり、駐車場があり、そこに中城を示す石碑が建てられていました。中城城は、尚泰久王(しょうたいきゅう)時代(1454年~1460年)に築かれた城とされていますが、実際のところは不明なようです。詳しい情報はこちらにあります。
中城は尾根に沿って細長い形で、正門?は駐車場とは反対側にあります。そちらへは、城の城壁よりも一段下に作られた舗装道路を通って回り込んでいきます。
城の入り口の前は広々とした草地になっています。よく見ると、向こう側に海が見えているのがわかると思います。中城湾のはずですが、この日はあいにく小雨がぱらつく天候で、南国らしい海の色を見ることはできませんでした。
岸壁の下にガマ(洞穴)が見えます。発掘によると、ここはかつて鍛冶屋の作業場だったとか。武器などを作っていたのでしょうか。
上に突き出しているのが城壁の一角です。きれいな石組みですが、石はサンゴからできた石灰岩のようです。
城内に入るところ。両側に石垣が積まれているあたりは、本州の城と同じですね。
中城は、城壁に区切られたいくつかの郭からなっています。郭の間の城壁にはアーチ式の門があります。本土にはアーチの伝統はありませんから、貴重なものですね。
一番上の一の郭は広々としています。本土の城で言えば、さしずめ本丸、でしょうか。沖縄の城には天守閣はなかったようですから、本丸御殿、でしょうか。
江戸時代にペリー提督が立ち寄ったときには、このアーチをはじめとする石造技術の高さに驚いたそうです。確かにきれいですね。
裏門を出たところから、中城を見上げるとこんな感じ。ちょっと見ると、ペルーのマチュピチュ遺跡にも似た雰囲気です。
琉球村は沖縄の文化や伝統を保存・再現して見せてくれる観光村です(琉球村ホームページはこちら)。実を言うと、沖縄に到着するまで琉球村は日程に入っていませんでした。事前に購入して参考にしていた沖縄ベストガイド(ただし我が家が持っていたのは2008年版)には、琉球村の解説が書いてなかったからです。付録の地図には場所は載っていましたけど。
沖縄について、旅行会社で割引クーポンをもらって、初めて沖縄村の存在を知りました。場所は恩納村ですが、少し内陸で、ビーチリゾートが立ち並ぶ辺りとはちょと距離があります。我が家はレンタカーで、宿泊予定の沖縄かりゆしビーチリゾートへ向かう途中に立ち寄りました。
入り口は、屋内に売店などが並ぶ、いかにも観光施設、なのですが、入場料を払って中へ入ると沖縄の村っぽく作られています。
沖縄の文化と伝統を見たり、体験したりできるというのがコンセプトで、下の写真は水牛が、サトウキビを搾っているところです。
こちらは農家の再現。ぼろ屋は家畜小屋で、中には本当にヤギが飼われています。そう言えば、沖縄ではヤギがご馳走なんですね。ブタは有名ですが、ヤギのことは最近まで知りませんでした。
いくつかこうした民家が作られていますが、たいてい中では、音楽や手工芸の実演がされています。
以下は沖縄の歌や踊り、祭りの様子を再現した屋外イベント。エイサーも結構迫力がありましたし、参加して踊れる時間もありますし、楽しめます。
ひょっとしたら琉球村に似たような施設は他にもあるのかもしれません。でも、我が家はこの琉球村、結構楽しみましたし、気に入りました。